岐阜で愛犬と一緒に観光を楽しみたい人に向けて、自然豊かなスポットや公園、高原リゾートなどをエリア別に紹介します。
リード着用や入場可能エリアなどのルールを押さえながら、犬も人も快適に過ごせるモデルコース作りの参考になる情報をまとめました。
無料で楽しめる公園から体験型のテーマパーク、絶景が広がる高原の牧場まで、週末のおでかけ先を選びやすいよう特徴やアクセスも整理しています。
岐阜で犬連れ観光を楽しめるスポット7選
岐阜で犬連れ観光を楽しむなら、広い芝生や遊歩道のある公園、高原の牧場、体験型のテーマパークなど、屋外エリアが充実したスポットを押さえておくと便利です。
ぎふ清流里山公園
東海環状自動車道の美濃加茂インターすぐそばにある大規模な公園で、里山の風景をテーマに昔ながらの日本の暮らしを体感できるエリアが広がっています。
園内の芝生広場や遊歩道はリードを付ければ犬の散歩が可能で、一緒に四季の草花や里山の景色を楽しめるのが魅力です。
ドッグランも整備されているため、ロングドライブの気分転換や旅の途中の休憩スポットとしても使いやすい公園です。
飲食店や一部施設はペット不可のエリアもあるので、入口案内や公式サイトで事前に確認してから利用すると安心です。
| 名称 | ぎふ清流里山公園 |
|---|---|
| エリア | 美濃加茂市 |
| 特徴 | 里山テーマの大型公園 |
| 犬連れポイント | 芝生広場と遊歩道で散歩を満喫 |
| リード・ルール | 園内はリード必須で建物内は原則不可 |
| 料金 | 入園無料 |
| 営業時間 | おおむね9時〜17時前後 |
| アクセス | 東海環状道美濃加茂ICすぐ |
| 住所 | 〒505-0003 岐阜県美濃加茂市山之上町2292-1 |
リバーポートパーク美濃加茂
木曽川沿いにあるアウトドア複合施設で、芝生広場や川辺の散策路など、開放感のあるロケーションが魅力のスポットです。
公園エリアはリードを付ければ犬の入場が可能で、テラス席やペット同伴可のバーベキューサイトなど愛犬と一緒に過ごせるエリアが用意されています。
イベント時には犬に関するマーケットやマルシェが開かれることもあり、犬連れでにぎやかな雰囲気を楽しみたい人にもおすすめです。
ビジターハウス内や一部のエリアはペット不可なので、事前に同伴ルールを確認してから予約や来園計画を立てましょう。
| 名称 | リバーポートパーク美濃加茂 |
|---|---|
| エリア | 美濃加茂市 |
| 特徴 | 川辺アウトドアとバーベキュー |
| 犬連れポイント | 芝生とテラス席で愛犬とくつろげる |
| リード・ルール | 公園内はリード必須で一部施設は入場不可 |
| 料金 | 公園利用無料でアクティビティは有料 |
| 営業時間 | 日中中心に施設ごとに異なる |
| アクセス | JR美濃太田駅から車で約10分 |
| 住所 | 〒505-0044 岐阜県美濃加茂市加茂川町4-6-16 |
恵那 銀の森
恵那インター近くに広がる森の中の複合施設で、和洋菓子のショップやレストラン、ガーデンエリアが点在する落ち着いた雰囲気のスポットです。
犬は建物内には入れませんが、リードを付ければガーデンや遊歩道を一緒に散策でき、季節の緑や花に囲まれたフォトスポットも豊富です。
土日祝にはピクニックエリアでの体験プログラムや屋外アクティビティが行われることもあり、家族と犬でゆったり過ごしたい人に向いています。
来園前にペット同伴に関する最新の注意事項を確認し、他の来場者への配慮やフンの持ち帰りなどのマナーも忘れずに守りましょう。
| 名称 | 恵那 銀の森 |
|---|---|
| エリア | 恵那市 |
| 特徴 | 森に囲まれた菓子とレストランの複合施設 |
| 犬連れポイント | ガーデンやピクニックエリアを一緒に散策 |
| リード・ルール | 建物内不可で屋外のみリード必須で同伴可 |
| 料金 | 入園無料 |
| 営業時間 | おおむね10時〜17時前後 |
| アクセス | 中央道恵那ICから車で約5分 |
| 住所 | 〒509-7201 岐阜県恵那市大井町2711-2 |
ストーンミュージアム博石館
恵那峡近くにある石のテーマパークで、巨大な石造りのピラミッドや宝石探し体験、鉱物展示などが楽しめるアクティビティ豊富な施設です。
犬は屋外エリアの多くでリードを付ければ同伴可能で、一部の建物や迷路などは入場制限がありますが、広い園内を散策しながら一緒に過ごせます。
石の階段や起伏のある地形が多いため、足腰への負担を考えてペース配分を意識しながら散歩コースを選ぶと安心です。
ペット同伴ルールは細かく定められているので、公式サイトで最新の案内を確認し、現地の掲示にも必ず目を通してから入場しましょう。
| 名称 | ストーンミュージアム博石館 |
|---|---|
| エリア | 中津川市 |
| 特徴 | 石と宝石がテーマの体験型ミュージアム |
| 犬連れポイント | 屋外エリアでピラミッド周辺を散策 |
| リード・ルール | 屋外はリード必須で一部建物のみ同伴可 |
| 料金 | 入館有料で体験別途 |
| 営業時間 | おおむね9時〜17時 |
| アクセス | 中央道恵那ICから車で約15分 |
| 住所 | 〒508-0007 岐阜県中津川市蛭川5263-7 |
天空の牧場 奥飛騨山之村牧場
飛騨市の山あいにある標高約一千メートルの牧場で、北アルプスを望む絶景と広々とした草地が魅力の高原スポットです。
リードを付ければ牧場内を犬と一緒に散策でき、ヤギや牛を眺めながらのんびりとした時間を過ごせるほか、屋外のテラス席では食事を楽しめる日もあります。
入場は無料ですが、山道の運転が続くため、こまめな休憩や車酔い対策をしながらアクセスするのがおすすめです。
営業期間や定休日、悪天候時の臨時休業などがあるため、高原エリアへ向かう前に公式サイトで営業情報を必ず確認しましょう。
| 名称 | 天空の牧場 奥飛騨山之村牧場 |
|---|---|
| エリア | 飛騨市 |
| 特徴 | 北アルプスを望む高原牧場 |
| 犬連れポイント | 広い牧場内の散策路とテラス席 |
| リード・ルール | 牧場内はリード必須で動物への接近は配慮 |
| 料金 | 入場無料 |
| 営業時間 | 10時〜16時が基本 |
| アクセス | 飛騨古川周辺から車で約70分 |
| 住所 | 〒506-1104 岐阜県飛騨市神岡町森茂1157 |
飛騨大鍾乳洞
高山市の山あいにある日本有数の規模を誇る鍾乳洞で、外気より涼しい洞内を歩きながら幻想的な岩肌や地底の空間を見学できるスポットです。
施設の案内に従えば犬も同伴可能な日があり、混雑状況や犬の大きさによっては入場制限がかかる場合があるため、事前に最新情報の確認が欠かせません。
洞内は足元が滑りやすく階段も多いため、抱っこができないサイズの犬の場合は無理をしすぎず、外の散策路中心に楽しむ選択も視野に入れておきましょう。
鍾乳洞見学と周辺の高原ドライブを組み合わせると、夏の避暑を兼ねた犬連れ観光コースとしても使いやすくなります。
| 名称 | 飛騨大鍾乳洞 |
|---|---|
| エリア | 高山市 |
| 特徴 | 涼しい鍾乳洞と高原景観 |
| 犬連れポイント | 条件付きで鍾乳洞や周辺散策路を一緒に歩ける |
| リード・ルール | リード必須で混雑時は入場制限の可能性あり |
| 料金 | 入洞有料 |
| 営業時間 | 季節により変動 |
| アクセス | 高山市街から車で約30分 |
| 住所 | 〒506-2256 岐阜県高山市丹生川町日面1147 |
国営木曽三川公園 木曽三川公園センター
海津市にある国営公園で、季節の花が咲く大花壇や広い芝生広場、水辺の風景が楽しめるエリアなどが整備されたファミリー向けのスポットです。
園内の大部分は犬連れで散歩が可能で、一部の芝生エリアや展望タワーなどペット不可のゾーンだけ注意すれば、広い園内をゆっくり歩けます。
イルミネーションや季節の花まつりなどのイベントが多く、日中だけでなく夕方以降も楽しめる時期があるのが特徴です。
散歩コースが長くなるため、休憩を挟みながら周るルートを決めておくと、犬の足腰への負担を抑えながら効率よく園内を巡れます。
| 名称 | 国営木曽三川公園 木曽三川公園センター |
|---|---|
| エリア | 海津市 |
| 特徴 | 花と芝生が広がる国営公園 |
| 犬連れポイント | 広い園内の散歩と季節の花景色 |
| リード・ルール | リード必須で一部エリアはペット不可 |
| 料金 | 入園無料 |
| 営業時間 | おおむね9時30分〜17時 |
| アクセス | 東名阪道長島ICから車で約20分 |
| 住所 | 〒503-0625 岐阜県海津市海津町油島255-3 |
犬連れで巡るエリアの選び方
岐阜はエリアごとに気候や地形、観光スタイルが大きく異なるため、犬の年齢や体力に合わせて行き先を選ぶと無理のない旅行計画が立てられます。
岐阜・西濃の公園エリア
岐阜市や西濃エリアは市街地に近い公園が多く、短時間の散歩や半日観光に向いた犬連れスポットが集まっています。
ドライブ時間を短く抑えたいときや、買い物やグルメと組み合わせた軽めのおでかけに使いやすいのが特徴です。
- 岐阜公園周辺の散策路
- 長良川沿いの遊歩道
- 国営木曽三川公園センター
- 市街地から近い多目的公園
中濃エリアのアウトドア
美濃加茂や郡上などの中濃エリアは、川辺のアウトドア施設や里山の公園が多く、日帰りの犬連れレジャーに適しています。
ぎふ清流里山公園やリバーポートパーク美濃加茂のように、芝生と水辺が同時に楽しめるスポットを組み合わせると、季節を問わず遊びやすいコースになります。
東濃エリアのガーデン
恵那や中津川周辺の東濃エリアは、森に囲まれたガーデン施設やテーマパークが点在し、落ち着いた雰囲気の犬連れ観光が楽しめます。
恵那銀の森とストーンミュージアム博石館など、屋外エリアが充実したスポットをはしごすると、のんびり散歩しながら写真撮影も満喫できます。
飛騨エリアの高原
飛騨エリアは標高が高く夏でも比較的涼しいため、真夏の暑さを避けたい犬連れ旅行に向いた避暑スポットが多くあります。
天空の牧場奥飛騨山之村牧場や高原の散策路など、気温と天候を確認しながら予定を立てることで、犬の熱中症リスクを抑えつつ長時間遊べるのが魅力です。
季節ごとの過ごし方
岐阜は内陸ならではの寒暖差が大きく、季節によって犬の過ごしやすさが変わるため、出発前に気温や天候を踏まえた準備をしておくことが大切です。
春と初夏の楽しみ方
春から初夏にかけては花の見頃と新緑が重なり、公園やガーデン系のスポットで犬とゆっくり散歩するのに最適なシーズンです。
日中は気温が上がる日もあるので、早朝や夕方にメインの散歩時間を置き、日陰の多い散策路を選ぶと快適に過ごせます。
夏の暑さ対策
真夏の岐阜は高温多湿になるため、犬連れ観光では時間帯とエリア選びに加え、持ち物や休憩の取り方を工夫することが重要です。
| 時間帯 | 早朝と夕方中心に行動 |
|---|---|
| エリアの選び方 | 高原や標高の高いスポットを優先 |
| 服装の目安 | 飼い主は通気性の良い軽装 |
| 犬の暑さ対策 | クールバンダナや保冷剤入りベスト |
| 必須の持ち物 | 飲み水と折りたたみボウル |
| 休憩のポイント | 日陰と風通しの良い場所でこまめに休む |
秋冬の服装と注意点
秋は紅葉や澄んだ空気が心地よく、夏よりも歩きやすい季節ですが、朝晩の冷え込みが強くなるので服装での調整が欠かせません。
冬季は高原や山間部で積雪や路面凍結が発生するため、無理なドライブを避け、営業期間が限られる施設は事前に開園状況を確認してから向かいましょう。
犬連れ観光のマナー
犬連れ観光を長く楽しむためには、施設ごとのルールや周囲への配慮を守ることが欠かせず、基本的なマナーを意識するだけでトラブルの多くは防げます。
リードとマナーの基本
ほとんどの施設ではリードの着用が義務づけられているため、伸縮リードではなく長さを調整できるリードを用意して常に短めに持つようにしましょう。
フンの持ち帰りやオシッコ後の水かけなどの基本マナーを徹底することで、犬が苦手な人や他の来場者にも安心してもらいやすくなります。
施設ごとのルール確認
同じ公園やテーマパークでも、建物内は全面的にペット不可だったり、一部の屋外エリアだけ立ち入りが制限されていたりとルールはさまざまです。
公式サイトの最新情報や現地の案内看板を必ず確認し、迷った場合はスタッフに直接聞いてから行動することで、思わぬトラブルを避けられます。
トラブルを防ぐ準備
ワクチン接種証明や迷子札、ハーネスなどは万が一のときの備えになるため、遠出の前に見直しておくと安心材料になります。
人が多いイベントや混雑しやすい時間帯を選ぶ場合は、抱っこが難しい中型犬や大型犬は無理に人混みに入れず、空いている時間への変更も検討しましょう。
岐阜で犬と旅をするときの総まとめ
岐阜には里山の公園や森のガーデン、高原牧場やテーマパークなど、犬連れで楽しめる屋外スポットが各エリアにバランス良く点在しています。
季節ごとの気温や施設ごとのルールを意識しながら、愛犬の体力や性格に合ったエリアと滞在時間を選べば、無理のない旅程で思い出深い時間を過ごせます。
今回紹介したスポットやマナーのポイントを参考に、自分たちに合った岐阜の犬連れ観光プランを組み立てて、安心安全な週末旅を楽しみましょう。

