岐阜基地は飛行開発実験団が拠点となっており、F-2やF-15など多彩な機体を撮影できる貴重な場所です。
この記事では岐阜基地での撮影ポイントや時間帯、レンズ選びの目安、マナーまでまとめて紹介します。
岐阜基地での撮影ポイント7選|戦闘機撮影に役立つ時間帯とレンズのコツを紹介!
ここでは岐阜基地周辺で人気の撮影ポイントを7か所に絞り、それぞれの特徴や向いている時間帯を整理します。
空の森運動公園
空の森運動公園は岐阜基地の南側に位置し、芝生広場の上を低く通過する戦闘機を見上げることができるスポットです。
平日の飛行訓練時には離着陸前後の機体が頭上を通過しやすく、ファミリーでもゆったり過ごしながら撮影できます。
駐車場とトイレが整備されているため長時間の滞在にも向いており、脚立を使わなくても撮影しやすいのが魅力です。
| 名称 | 空の森運動公園 |
|---|---|
| 特徴 | 芝生広場から低空の機体を見上げられるスポット |
| 撮影に向く時間帯 | 午前から午後早め |
| 主な被写体 | 離着陸前後の戦闘機や輸送機 |
| レンズ目安 | フルサイズ換算200〜400mm前後 |
| アクセス | 名鉄二十軒駅から徒歩約15分 |
| 住所 | 岐阜県各務原市鵜沼朝日町1-102 |
28エンド
28エンドは滑走路RWY28の端にあるフェンス沿いのポイントで、通称アミアミポイントとも呼ばれています。
着陸機やラインナップする機体を滑走路と絡めて撮影できる数少ない場所で、午前中は順光になりやすいのが特徴です。
フェンス越しの撮影になるため3段以上の脚立があると構図の自由度が高まり、混雑時は譲り合って撮影する配慮が欠かせません。
| 名称 | 28エンド |
|---|---|
| 特徴 | 滑走路を背景に着陸機を狙えるフェンス沿い |
| 撮影に向く時間帯 | 午前メインで夕方は半逆光 |
| 主な被写体 | 着陸機とラインナップする戦闘機 |
| レンズ目安 | フルサイズ換算300〜500mm前後 |
| アクセス | 周辺路地に駐車スペースが少ないため徒歩移動推奨 |
| 住所 | 岐阜県各務原市須衛町周辺 |
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館前
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の周辺は、基地の北側からアプローチする機体を広い視界で捉えられるエリアです。
博物館前の畑や道路沿いには航空祭や事前訓練の日に多くのファンが集まり、編隊飛行などダイナミックなシーンを狙えます。
撮影の合間に館内で実機展示を楽しめるため、家族連れの撮影遠征にも相性がよいスポットです。
| 名称 | 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館前 |
|---|---|
| 特徴 | 博物館周辺の畑から広い空を背景に撮影できる |
| 撮影に向く時間帯 | 午前から昼過ぎ |
| 主な被写体 | 訓練中の戦闘機やブルーインパルス |
| レンズ目安 | フルサイズ換算100〜400mm前後 |
| アクセス | 名鉄各務原市役所前駅からバス利用で約15分 |
| 住所 | 岐阜県各務原市下切町5-1 |
三井山
三井山は各務原市街の東側にある小高い山で、山頂付近から岐阜基地全体を見下ろすような構図を狙えるロケーションです。
個別の機体をアップで撮るよりも、基地全景やフォーメーションフライトを広角から中望遠で収めたいときに向いています。
登山道は整備されていますが機材を担いで登る必要があるため、荷物を軽くして安全第一で行動しましょう。
| 名称 | 三井山 |
|---|---|
| 特徴 | 基地全体を俯瞰できる高台スポット |
| 撮影に向く時間帯 | 午前の順光から夕景まで |
| 主な被写体 | 基地全景と編隊飛行 |
| レンズ目安 | フルサイズ換算24〜200mm前後 |
| アクセス | 登山口まで車で移動し徒歩で山頂へ |
| 住所 | 岐阜県各務原市三井山町周辺 |
協定グラウンド周辺
協定グラウンド周辺は基地北側寄りの平坦なグラウンドで、開けた場所から上空を通過する機体をゆったり撮影できるポイントです。
航空祭のときには一部が臨時駐車場や観覧エリアとして活用されることもあり、広い空と機体を絡めた写真を撮りたい人に向いています。
近隣は住宅地も多いため、車の出入りや騒音には特に配慮して撮影することが大切です。
| 名称 | 協定グラウンド周辺 |
|---|---|
| 特徴 | 広いグラウンド越しに機体を撮れる北側エリア |
| 撮影に向く時間帯 | 午前から夕方まで |
| 主な被写体 | 訓練中の戦闘機や輸送機 |
| レンズ目安 | フルサイズ換算200〜400mm前後 |
| アクセス | ふれあいバスなどで周辺まで移動 |
| 住所 | 岐阜県各務原市内協定グラウンド周辺 |
基地南側の田園エリア
基地南側に広がる田園エリアは、季節ごとの風景と戦闘機を一緒に写し込みやすいロケーションです。
水田に水が張られる時期や稲穂が色づく時期には、リフレクションや季節感のある写真を狙えるのが魅力です。
農地への立ち入りは厳禁なので、あくまで道路やあぜ道から撮影し、農作業の邪魔にならないよう配慮しましょう。
| 名称 | 基地南側の田園エリア |
|---|---|
| 特徴 | 田園風景と機体を組み合わせた撮影ができる |
| 撮影に向く時間帯 | 朝日や夕日が差し込む時間帯 |
| 主な被写体 | 低空を通過する戦闘機と季節の景色 |
| レンズ目安 | フルサイズ換算70〜300mm前後 |
| アクセス | 周辺の農道沿いから徒歩で移動 |
| 住所 | 岐阜県各務原市那加官有地南側周辺 |
名鉄三柿野駅周辺
名鉄三柿野駅周辺は基地西側に近く、移動のついでに機体を撮りたいときに便利なスポットです。
駅前から少し歩いた道路沿いや橋の上からは、タキシングする機体や離着陸ルートに入る直前の姿を捉えられることがあります。
あくまで駅周辺の一般道路なので、三脚の設置場所や通行人の妨げにならない立ち位置には十分注意しましょう。
| 名称 | 名鉄三柿野駅周辺 |
|---|---|
| 特徴 | 電車利用でアクセスしやすい西側スポット |
| 撮影に向く時間帯 | 日中全般 |
| 主な被写体 | 滑走路へ向かう機体や離陸機 |
| レンズ目安 | フルサイズ換算200〜400mm前後 |
| アクセス | 名鉄三柿野駅から徒歩圏内 |
| 住所 | 岐阜県各務原市蘇原三柿野町駅周辺 |
岐阜基地で戦闘機を撮る時間帯の選び方
ここでは岐阜基地で効率よく飛行機を撮るための時間帯の目安や、航空祭シーズンの動き方のポイントを解説します。
平日訓練の時間帯
岐阜基地では平日に定期的な飛行訓練が行われ、午前と午後に分かれて離着陸が集中する傾向があります。
午前中は28エンド側が順光になることが多く、アプローチを正面に近い角度から撮れるチャンスが増えます。
午後は南側や西側のポイントから、逆光気味のシルエットやドラマチックな光を生かした撮影が狙いやすくなります。
- 午前の離陸と着陸がまとまる時間帯
- 午後の訓練枠に合わせた飛行
- 事前に基地の公式発表を確認
- 予備日のスケジュールにも注意
航空祭シーズンの動き方
航空祭の日は開場直後からプログラムが詰まっており、早朝から夕方まで途切れず撮影チャンスがあります。
基地内での撮影と基地外の撮影ポイントを組み合わせる場合は、事前に移動ルートと時間をシミュレーションしておくと安心です。
ブルーインパルスや編隊飛行など目玉展示の時間帯は混雑しやすいため、早めの場所取りと体調管理も重要になります。
| 開催時期の目安 | 秋〜初冬 |
|---|---|
| 開門時間の目安 | 朝8時前後 |
| 飛行展示のピーク | 午前後半から午後前半 |
| 人出の多さ | 人気プログラム前後に集中 |
季節ごとの光の違い
夏場は日差しが強くコントラストが高くなりやすいため、露出オーバーを防ぎつつシャッタースピードを稼ぎやすいのが特徴です。
秋から冬にかけては空気が澄んで遠景までクリアに写りやすく、山並みや街並みを背景に入れたカットにも向いています。
春先は黄砂や霞で遠景が白っぽくなる日もあるため、撮影日には天気だけでなく視程の情報も合わせてチェックしておきましょう。
岐阜基地撮影に合うカメラ設定の考え方
ここでは岐阜基地で戦闘機を撮るときのシャッタースピードや絞り、レンズ選びの目安を整理します。
高速シャッターでの基本設定
機体をしっかり止めて写したい場合は、シャッタースピードを1/1000秒以上に設定するとブレを抑えやすくなります。
絞りはF8前後にすることで解像感と被写界深度のバランスが取りやすく、ISOは天候に合わせて柔軟に調整します。
連写モードを活用しつつ、バッファ切れを避けるために要所で集中してシャッターを切る意識も大切です。
- シャッタースピード1/1000秒以上
- 絞りF8前後を基準に設定
- ISOは400〜800を目安に調整
- 連写はバーストを意識して制御
流し撮りを狙うときの設定
スピード感のある表現を狙う流し撮りでは、シャッタースピードを1/60〜1/125秒程度まで落とすのが一般的です。
機体の動きに合わせて体ごとスムーズに振る必要があるため、事前に民間機や訓練機で練習して感覚を掴んでおくと成功率が上がります。
失敗カットも多くなりがちなので、連写を使いながらタイミングよくシャッターを切り続けるのがコツです。
| シャッタースピード | 1/60〜1/125秒 |
|---|---|
| 絞り | F8〜F11程度 |
| 撮影モード | シャッター優先またはマニュアル |
| AF方式 | コンティニュアスAFと追従モード |
レンズ選びの目安
岐阜基地周辺では200〜400mmクラスの望遠ズームがあると、離着陸機のアップから編隊の全体カットまで柔軟に対応できます。
空の森運動公園や田園エリアでは100〜300mm程度でも十分楽しめる場面が多く、広角レンズを併用すると風景を生かした構図の幅が広がります。
航空祭のように混雑する日には、取り回しやすい望遠ズーム1本に絞るなど、状況に合わせた機材の軽量化も検討しておきましょう。
岐阜基地周辺で守りたい撮影マナー
ここでは岐阜基地での撮影を長く続けるために、法律や地域住民への配慮として意識したいマナーを整理します。
立入禁止エリアとルールの確認
基地のフェンスやゲート周辺には、防衛省が定めた立入禁止区域や撮影が制限されている場所があります。
警備員や自衛官から指示があった場合は必ず従い、注意された場所では撮影を続けないことが信頼につながります。
航空祭当日は臨時の規制線や立入禁止エリアが追加されることもあるため、その場の案内表示にも常に目を配りましょう。
- フェンス越しでも立入禁止表示には従う
- 基地関係者の指示を最優先
- 撮影禁止エリアではカメラを構えない
- ネット投稿前に機密情報の写り込みを確認
駐車と交通への配慮
28エンドや田園エリア周辺は道幅の狭い路地も多く、無理な路上駐車は通行の妨げやトラブルの原因になります。
可能な限り公園や博物館などの正式な駐車場を利用し、満車の場合は時間帯をずらすか公共交通機関への切り替えを検討しましょう。
三脚や脚立を道路際に立てる際も、歩行者や車両が安全に通れるスペースを確保することが重要です。
| 避けたい行為 | 路上駐車や私有地への無断駐車 |
|---|---|
| 推奨される行動 | 公的駐車場や公共交通機関の利用 |
| 機材設置の注意 | 歩道や車道をふさがないレイアウト |
| 混雑時の工夫 | 時間帯や撮影ポイントを分散 |
住民と環境への思いやり
岐阜基地周辺には住宅地や農地が広がっており、大声での会話や深夜早朝の騒音は住民の負担になりかねません。
農道や私道と見られる場所では立ち止まる前に周囲の様子を確認し、農作業や住民の通行を優先する姿勢が欠かせません。
ゴミは必ず持ち帰り、撮影に夢中になって田んぼの畦や植栽を踏み荒らさないよう足元にも注意しましょう。
岐阜基地撮影を長く楽しむための心得
岐阜基地周辺には空の森運動公園や28エンド、博物館前など魅力的な撮影ポイントが多く、時間帯や季節を変えて通うほど写真の幅が広がります。
一方で立入禁止エリアや駐車マナーなど守るべきルールも多いため、公式情報をこまめに確認しつつ地域の人への配慮を忘れないことが大切です。
機体だけでなく風景や光、季節感を意識しながら撮影を続ければ、岐阜基地ならではの一枚に出会えるはずです。

